先週の10月27日に茨城県水戸市で行われた第4回水戸黄門漫遊マラソンに参加しました。10月は週末に必ず雨が続いていたので天候が不安でしたが、ちょっと通り雨が二回ほどありましたが何とか持ちこたえてくれました。
JR水戸駅前にある、水戸のシンボル、水戸黄門の像です。当の本人は漫遊した訳でもないようですが、こうして銅像になるのはTBSさまさまです。私は西村晃さんが演じていた時の黄門さまが上品な中にも色気があって一番好きでした。
コースは水戸市大工町からスタートして千波湖を抜け、茨城県庁、水戸ケーズデンキスタジアムの脇を抜けて水戸市内原のイオンモールで中間点を折り返し、水戸市内をくねくねと走って、千波湖を周回し、梅光トンネルという自動車専用のトンネルを抜けて、最後に鬼のような坂道を登り、旧茨城県庁でゴールとなります。水戸市の地理を御存じない方は何のこっちゃという説明ですが、全体的に起伏が多く、特に42キロ手前にある坂道は200メートルくらいの距離で20メートルくらい登るという非常にタフなコースです。
上の写真はスタート直前の様子です。スタートは朝9時なのですが、ご覧のように厚い雲に覆われて薄暗いです。スタートで待機している15分間に2回ほど通り雨がありましたが、スタート台にいらしたゲストの増田明美さん、谷口浩美さんが共にこれは恵みの雨だと仰っていました。やっぱりオリンピックに出るような人たちは発想がポジティブですごいと感心しました。私はもう寒くて寒くて嫌になりました。
私は月間走行距離が50キロにも満たない超・軟弱ランナーで、これまでの3回のフルマラソンのベストは4時間30分くらいです。今回のレースプランは、1キロ6分5秒で最低35キロまで押して行って残りは根性でカバー、最後の坂道は無理せず歩く、というものでした。実際のレースは30キロを3時間3分で通過して、35キロまでは想定の通りでした。しかし33~38キロの千波湖を周回している間に体が徐々に動かなくなっていき、39キロの梅光トンネルでついに4時間30分のペースメイカーに追い抜かれたことで心が折れてしまい、残りは歩いたり走ったりの繰り返しとなってしまいました。最終的にはネットタイムで4時間31分でした。
水戸マラソンは水やスポーツドリンク、塩飴やチョコレートなどを補給させてくれるエイドステーションが豊富に設置されているのに加えて、個人やお店が自主的に設置している補給所も多く、おもてなしを感じることができました。特に後半にエイドが充実しているのは疲労と渇きで苦しんでいる身にはありがたかったです。
完走賞は黄門メダル(右)と完走(乾燥)梅(左下)、Finisherカード(左上)でした。特にずっしりと重い黄門メダルはゴールすると係の方が首にかけてくれるのでうれしかったです。
ちなみにフルマラソンの参加賞は薄青色のTシャツでした。正面は黄門さま御一行で後ろは無地です。