2026年7月11日土曜日

ひょんなことから大学で熱力学を教える

色々ありまして某私立大学の薬学部の学生に熱力学を教えております。期間は半期で全部で14回です。準備期間が短く大変です。授業を用意するための備忘録を書いておこうと思います。

授業の目標は、「薬剤師国家試験で出題される、物理・化学・生物の該当問題が無理なく解けるようになること」にしました。

第1回 気体の状態方程式
  理想気体の諸法則(ボイル、シャルル、ドルトンの分圧の法則、状態方程式)
  ファンデルワールスの状態方程式

国試:第103回、問4→理想気体の状態方程式
国試:第111回、問91→ファンデルワールスの状態方程式

第2回 気体の分子運動論
  気体の分子運動論とエネルギー

第3回 エネルギーの量子化、ボルツマン分布
  マクスウェルの速度分布
  エネルギーの量子化
  ボルツマン分布

国試:第100回、問92→マクスウェル分布
国試:第110回、問93→ボルツマン分布
国試:第105回、問94→ボルツマン分布

第4回 熱力学第一法則
  熱力学における、系、外界、境界、開いた系、閉じた系
  熱力学第一法則

国試:第110回、問2→閉じた系が外界とやりとりできるもの

第5回 状態関数と経路関数
  示量性状態関数と示強性状態関数
  閉じた系の熱力学第一法則(等温過程、断熱過程、定圧過程、定容過程)

国試:第99回、問92→熱力学第一法則の計算問題
国試:第101回、問3→示強性状態関数
国試:第107回、問93→状態関数と経路関数
国試:第109回、問92→状態関数
国試:第110回、問91→閉じた系の熱力学第一法則

第6回 熱容量
  熱容量と比熱
  定圧熱容量と定容熱容量

国試:第98回、問92→熱容量と分子運動

第7回 エンタルピー
  エンタルピーと熱
  〇〇エンタルピー(化学反応、相転移)

国試:第109回、問96→熱容量とエンタルピー

第8回 エントロピー、熱力学第二法則
  熱力学的エントロピーと統計学的エントロピー
  シュレーディンガーの「生命とは何か?」とエントロピー

国試:第103回、問1→乱雑さとエントロピー
国試:第101回、問91→エントロピーの温度異存性
国試:第108回、問92→エントロピーの正誤問題

第9回 熱力学第三法則、ギブズエネルギー
  熱力学第三法則
  ギブズエネルギーとヘルムホルツエネルギー

国試:第97回、問91→熱力学の正誤問題

第10回 化学ポテンシャル
  化学ポテンシャルとは何か?
  化学ポテンシャルと平衡の方向
  ギブズエネルギーと平衡定数

国試:第105回、問5→化学ポテンシャルの穴埋め問題
国試:第106回、問2→ギブズエネルギーの選択問題

第11回 ルシャトリエの原理、ファントホッフプロット
  ルシャトリエの原理と平衡の方向
  ファントホッフプロットと吸熱反応、発熱反応
  ファントホッフプロットから標準エンタルピー変化と標準エントロピー変化を求める
  エンタルピー駆動とエントロピー駆動

国試:第107回、問2→ルシャトリエの原理の選択問題
国試:第97回、問92→ルシャトリエの原理の選択問題
国試:第110回、問92→ファントホッフプロットの選択問題
国試:第99回、問2→ファントホッフプロットの選択問題

第12回 共役反応
  共役反応とは何か?
  ギブズエネルギーは足し算、平衡定数は掛け算

国試:第108回、問2→共役反応と平衡定数

第13回 相変化と状態図
  水の状態図
  クラペイロンの式
  ギブズの相律

国試:第108回、問1→水の状態図と相変化
国試:第104回、問3→水の状態図とギブズの相律
国試:第102回、問93→化学ポテンシャルの状態図
国試:第98回、問93→クラペイロンの式と相転移

第14回 相平衡
  気相‐液相平衡
  液相‐液相平衡(水とフェノール)
  液相‐固相平衡(共融混合物)

国試:第103回、問92→液相‐固相平衡(水と塩化ナトリウム)
国試:第96回、問19→気相‐液相平衡(クロロホルムとアセトン)

2025年11月22日土曜日

四季から二季へ(日々の雑感)

今年の大阪は特に暑く感じました。10月の第2週までTシャツ一枚で出勤しておりましたが、それ以降は急に寒くなりました。一時は紅葉は12月ではないかと思ったりしましたが、今年も阪大の近くの三色彩道ではモミジバフウが綺麗に紅葉しました。今日は午前中は快晴でしたのでカメラを抱えた人が沢山いました。



2025年11月16日日曜日

淡路島でシンポジウムに参加しました

 仕事で淡路島で開かれた国際シンポジウムに参加してきました。場所は淡路夢舞台です。いつも色々な学会やシンポジウムでお世話になっている会議場で、ホテル(グランドニッコー淡路)が併設されていてとても便利なところです。


スケジュールがタイトでほとんど外出もできませんでしたが、夕方のビーチを撮影してきました。瀬戸内海は波が穏やかで映えますね。太平洋の荒波を見て育ったので、別世界の感があります。


2025年11月4日火曜日

脂をエネルギーに変換する(日々の雑感)

これまでのマラソンではいずれも平凡かつ低調な記録だったのですが、沢山ある原因の一つは体の重さだと思っています。身長163センチで体重61キロで、体脂肪率が常時20%越えとぽっちゃりしているのが悩みです。しかし食べることは私の生き甲斐で、揚げ物大好き、御飯大好き、甘いもの大好きなので、これまで減らそうとしても常に挫折しておりました。ただ、ついに明らかにお腹が出てきたので、何とか減らしたいと思い立ちました。

ネットで検索すると、脂肪を1㎏減らすには、7,000kcalほどカロリーの収支をマイナスにする必要があるそうです。これを1ヶ月で達成するためには、1日辺りに換算して約240kcalのマイナスとなり、この分を食事か運動で何とか減らさなければいけません。食べ物だと、どら焼き1個、御飯1.5膳、うどん1玉に相当し、運動だと、1時間ウォーキング、30分ジョギング、15分縄跳びだそうです。マラソンで速くなるにはジョギングを増やした方が良さそうです。

昨日はとりあえず夕食の御飯1合(530kcal)を素麺1束(乾燥重量100グラム、330kcal)に置き換えてみました。とりあえずは次のマラソンまでに体脂肪率15%を目指してみようと思います。

追記:先日、昔の職場の同窓会があり、以前一緒に仕事をした人たちと記念撮影したのですが、撮った写真をみて自分だけ顔がパンパンになっているのが恥ずかしく思いました。少しだけモチベーションが上がりました。



2025年11月3日月曜日

第10回記念・水戸黄門漫遊マラソンに参加して(9回目のフルマラソン完走!)

先日の10月26日に水戸黄門漫遊マラソンに参加しました。一週間前の天気予報が大雨だったので、大変不安だったのですが、幸運にも予報が外れて曇天の中のレースとなりました。9時スタートというこで8時前くらいにJR水戸駅に到着したのですが、既に駅は大混雑でした。今回は10回の記念大会ということでボランティアの方の人数も多いようでした。

着替えて少しだけアップをしてスタート地点(Eブロック)に整列すると、雨が降りそうで降らない微妙な天気だったのでビニール合羽を装着しました。
いざスタートすると天気はやや回復し、暑くなってきたので合羽は途中のエイドのゴミ箱に捨てました。レースプランはいつも通り、「ハーフまで走って、残りはその時の体力・筋力と相談する」でした。前半はちんたらと走って、ハーフを2時間23分(グロス)で折り返し、後半は35キロくらいまで走り、それ以降は歩いたり走ったりを繰り返して5時間00分48秒(グロス、ネットは4時間55分15秒)でゴールしました。ゴールした後は、ちょっとしたご褒美ということで、サザコーヒーで本日の珈琲とケーキを食べました。
一応、これでフルマラソンを9回完走できたのですが、いつも同じようなタイムでゴールしています。それを眺めて、遅ればせながらもう少し速くなりたいと思うようになりました。毎日それなりに忙しいのですが、日々少しずつ練習しようと思いました。

水戸黄門漫遊マラソンは完走すると印籠を模したメダルをいただけるのですが、今回は裏地が金色のメダルをいただけました。




2025年10月13日月曜日

十月にセミが鳴く(日々の雑感)

《十月にセミが鳴く》

今日は良い天気だったので散策していたところ、箕面の森の一角でセミが鳴いておりました。余りにも季節外れと驚きましたが、かく言う私も半袖のTシャツ一枚で歩いておりました。何時になったら秋らしくなるのかと少々うんざりする思いです。

《ゴールデンカムイ一挙放送》

この3連休は、CSチャンネルNECOでやっていたアニメ「ゴールデンカムイ」第1部~4部までの49話を一気見しました。血沸き肉躍るシーンの連続で面白かったのですが、体力不足の中年オジサンには流石に疲れました。

《坂口先生の偉業に沸く》

10月はノーベル賞のシーズンということで、今年は大阪大学の坂口志文特任教授がノーベル医学生理学賞を受賞されました。先生は随分前から受賞が有力視されていた方で、ついに受賞されたとのことで大変おめでたいです。当方は何の関係もないのですが、後日記者会見が行われた建物で垂れ幕の写真を記念に撮ってきました。



2025年9月7日日曜日

「カグラバチ」(外薗健著、ジャンプコミックス)第8巻が面白かった

私が少年だった時分は漫画ばっかり読んで…と言われたものですが、時代が寛容になり、その恩恵を受けて、漫画ばっかり読んでいます。この週末はカグラバチの第8巻を読みました。

この巻は、妖刀の所有者、座村さんの娘が中心人物です。過去の斉廷戦争によって傷を背負った人たちの重たい戦闘が続きます。

バトル漫画の常ですが、注目しているキャラが退場すると悲しいですね。