第五類
自己反応性物質:分子内に酸素を含有し、自己燃焼しやすい固体または液体
特徴
可燃性の固体または液体
分子内に酸素を含有しており自己燃焼する
引火性を有するものがある(硝酸メチル、硝酸エチル)
自然発火するものがある(ニトロセルロース)
爆発性の金属塩をつくるものがある(ピクリン酸)
保管方法
火気厳禁
引火性を有する者は、可燃性蒸気の滞留を防ぐため、換気が必要
冷暗所貯蔵
指定数量:
要・密栓(メチルエチルケトンパーオキサイドは除く)
密栓すると分解が促進されるものについては通気性を確保する(メチルエチルケトンパーオキサイド)
乾燥すると爆発の危険性が増すものは、乾燥状態を避けて保管する(過酸化ベンゾイル、ピクリン酸)
消火方法
水、強化液、泡による冷却消火
乾燥砂による窒息消火(アジ化ナトリウムのとき)
指定数量
第1種自己反応性物質: 10kg
第2種自己反応性物質:100kg