2025年3月9日日曜日

名古屋ウィメンズマラソンをテレビで見ました

今年も名古屋ウィメンズマラソンをテレビで見ていました。夏の世界陸上の女子マラソン代表を決める最後の選考レースです。最初の設定では、日本記録が目指せるペースで設定されていたとのことでしたが、残念ながら序盤からペースメイクが安定せず、しかも途中でコースを間違えたりしてバタバタした印象を受けました。選手は人生をかけて毎日血の出るような練習をしているので、しっかりしてほしいと感じました。

レースは30キロでペースメーカーが外れたあと、海外招待選手のケニアのチェプキルイ選手とバーレーンのチュンバ選手が飛び出しますが、そこに日本の佐藤選手が果敢にくらいつきます。その後、佐藤選手がチュンバ選手をかわして見事2位でゴールしました。終盤は苦しそうな表情に見えるのに、1キロごとのラップは確実に3分20秒を切っていて感動しました。タイムは1位のチェプキルイが2時間20分40秒、2位の佐藤選手が2時間20分59秒でした。

素晴らしいレースでしたが、序盤のバタバタがなければ、もっと良い記録が出たのにな~と思いました。私は素人ですが、コースを先導する白バイの方とかは駅伝しか付かないのでしょうか。もし白バイが先導してくれれば、先頭が報道車に付いて行ってコースを間違える事故は防げると思いました。あと、少し前の大阪国際女子マラソンで川内選手をはじめとする男性のペースメーカーが務めたことがありました。その時は、ペースメイクもコースの先導も素晴らしかった印象がありました。男性のトップ選手にとって1キロ3分19~20秒の設定タイムはかなり余裕があると思うので、位置取りや誘導など色々気配りができると思いました。多分、色々規定があるので難しいのかもしれませんが、改善してほしいと思いました。