3月23日に行われた、徳島マラソン2025に参加してきました。いつもこの時期は板橋マラソンに参加していたのですが、今回は親戚に会いに行く目的も兼ねて一族の故郷、徳島のマラソンにしました。
当日は朝から雲一つない見事な青空で、既に気温が高く、慌ててインナーを1枚減らして上半身はTシャツ1枚で走りました。
走り始めて、まず驚いたのが最初の吉野川大橋から見える川幅の広さでした。行けども行けども橋を渡れないのでびっくりしました。吉野川の北岸では阿波踊りによる応援や様々なエイドが用意されており、それらを楽しみながら走ることができました。エイドは水よりも専らポカリスエットが置かれていて、流石大塚製薬のお膝元という感じがしました。途中のエイドにあったイチゴがとても美味しかったです。天気は素晴らしく、途中凧を揚げている所があったのですが御覧のように素晴らしい眺望でした。
今回の作戦も、前半を無理せず抑えめで入って後半粘るという単純なものでしたが、0~5キロが33分06秒(1キロのラップが6分37秒)、5~10キロが32分16秒(1キロのラップが6分27秒)、10~15キロが31分57秒(1キロのラップが6分23秒)、15~20キロが33分30秒(1キロのラップが6分43秒)でした。
折り返しの西条大橋のところは、河川敷から離れても意外とコースが続いていて長く感じました。また橋に上る所の勾配が急で苦しかったです。
吉野川の南岸を戻る後半は、徐々に体が動かなくなり、25~30キロが35分03秒(1キロのラップが7分01秒)、30~35キロが36分13秒(1キロのラップが7分15秒)、35~40キロが39分03秒(1キロのラップが7分49秒)と少しずつ落ち込みました。特に40キロを過ぎて河川敷を降りてから道が複雑なのと、ゴールが見えてきたことへの気のゆるみで40~42.195キロの間が18分12秒(1キロのラップが8分16秒)もかかってしまいました。
そんな苦しんだ後半ですが、嬉しかったのは途中の関門で旭化成の相澤選手がハイタッチしてくれたことです。テレビで見ていた日本のトップクラスの選手が目の前にいて興奮しました。また、JALの営業所(?)のところでCAのお姉さんが配ってくれた葡萄ジュースが美味しかった。さらにその先の城ノ内中等教育学校のエイドのポカリスエットが冷たくて美味しかったです。最後のゴールの競技場では、スターターも務めたホンダの小山直城選手が暖かくランナーを出迎えてハイタッチしてくれました。これだけでも来た甲斐がありました。
これで8回目のフルマラソンも無事に完走できました。記録はネットタイムで4時間53分23秒でした。もう少し速かったらと思いつつも健康第一なので無理せずにやっております。
終わった後は、競技場から出ていたシャトルバスでJR徳島駅に移動して、駅前のホテルサンルートの11階にある、「びざんの湯」という温泉で疲労回復のためにゆっくり汗を流しました。満員で20分くらい待たなければ入れなかったのですが、とても気持ちよかったです。にごり湯に浸かっている間に何かの成分が体にしみ込んだのか、風呂から上がった後は足の痛みや筋肉痛もほとんどおきませんでした。(単に全力を出してなかったから筋肉痛が出なかったのかもしれませんが。)