楽しみにしていた漫画、カグラバチの第5巻が今月4日に発売されたので、早速買って読みました。月並みな表現ですが、今度の巻もメチャメチャ面白かったです。ネタバレになってしまうのが申し訳ないので書きませんが、楽座市(らくざいち)編が完結して感動しました。まさか、あんな展開になるとは。楽座市編のあとは直ぐに新しい章に突入して、すぐに怒涛の展開になりました。次の巻が待ち遠しいです。1巻からずっと買っていますが、絵もテンポもどんどん良くなっていると素人ながらに思います。付録の絵葉書をみて初めて知りましたが、「カグラバチ」は漢字で書くと「神楽鉢」なんですね。
オジサンが時代だな~と思うのは、主人公一味が新しい作戦に入る時に、敵対していた巨大組織「神奈備(かむなび)」の幹部会議に出席して相手と論戦をするシーンがあるところですね。同じようなシーンは、私の好きな別の漫画「ワールドトリガー」にもあります。どちらの漫画も、主人公達がちゃんと組織の幹部と議論して、自説を相手に納得させ、自分たちに有利な展開を引き出すというのがあります。昭和の脳みそ筋肉な漫画だと、人智を越える強大な力で組織ごとぶっ潰す、となりそうです。リアリティを感じると同時に何かと気苦労の絶えない現実が反映されているような気もしました。
ともあれ、次の6巻は来年2月に発売予定ですね。それまで1~5巻の5冊を繰り返し読もうと思います。
(第4巻の感想はこちらです。)
特別付録の絵葉書です。かっこいい!