カグラバチの4巻が出たので、早速買って読みました。とても面白くて、一気に3回繰り返して読みました。まさか弱虫だったハクリくんが…。カグラバチは、1巻が出たときに本屋さんで試し読み用の小冊子を読んで以来、ハマっています。
この漫画の時代背景は、国中を巻き込んだ斉廷戦争(せいていせんそう)の終結から十五年後の日本。その戦争は強大な力を持つ6本の”妖刀”の活躍によって終えることができた。その妖刀を産み出した刀鍛冶が六平国重(ろくひら・くにしげ)という人物で、主人公の六平千紘(ろくひら・ちひろ)の父である。六平国重、千紘親子は戦争終結後、6本の妖刀と共に人里離れた家でひっそりと暮らしていた。しかし、ある日謎の妖術師集団・毘灼(ひしゃく)の襲撃を受けて、国重が殺され、千紘も顔に大きな傷を受ける。そして大切に保管していた6本の妖刀も全て奪われてしまう。生き残った六平千紘は、父親が最後に作り、身を挺して守り通した7本目の妖刀・淵天(えんてん)を携え、奪われた妖刀の奪還と謎の組織の殲滅をはかる、という復讐譚です。やっぱり刀がメインのバトル漫画は良いですね。週刊少年ジャンプに掲載された刀のマンガと言えば、小さい頃は「風魔の小次郎」に熱くなり、社会人になってからは「BLEACH」に厨二心が揺さぶられ、最近だと「鬼滅の刃」をこっそり集めてました。
カグラバチは今年の「次にくるマンガ大賞」の第1位を受賞されたので、今後は益々メジャーになっていくのだと思いますが、変なストーリーの引き延ばしとかスピンオフ用の伏線とか無しで作者の思いのままに進んでほしいです。