2019年5月4日土曜日

国営ひたち海浜公園のネモフィラ

このお休みに、茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園へネモフィラの花を見に行ってきました。誰が選んだのかは知りませんが「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」にも選ばれたそうで、会場は国内外のお客さんで大いに賑わっていました。入園料は大人450円とリーズナブルで、公園へはJR勝田駅から直通バスが出るなどアクセスも良いです。

下が入り口付近の写真です。ひたち海浜公園は自衛隊の射爆場の跡地を約30年前に公園に改装・整備した施設で、ネモフィラの植えられているみはらしの丘だけではなく、樹林エリアや大草原、遊園地、砂丘などなど広大な敷地に色々な見どころがあります。春のネモフィラと秋のコキアが有名で、夏にはRock in Japan Festivalが催されます。

ネモフィラの見どころはみはらしの丘と呼ばれる丘陵地なのですが、入り口近くにも青と白の花が独特の模様で植えられていました。あとあと気づいたのですが、これは国営ひたち海浜公園のシンボルマークの形になっているんですね。

これがみはらしの丘のネモフィラです。青と白の小さい花が視界一面に広がっています。この花の維持・管理はボランティアの方々がされているそうです。頭が下がりますね。

ネモフィラの手前には菜の花畑があって、黄色の菜の花越しに青いネモフィラを見ると色のコントラストがついて一段と映えて見えました。観客はお花畑の通路を一列で歩くので、なにやら巡礼者のような趣があります。
とにかく敷地が広大で、公園内だけで1万5千歩以上歩きました。下の写真は海の近くのレストハウスにあった喫茶店から撮ったものです。この近くに、新しい見どころとして砂丘エリアが現在整備されているそうです。完成すると東日本最大の砂丘となるそうです。

入り口近くのたまごの森、フラワーガーデンでは、様々なチューリップが咲いていました。チューリップというと童謡の歌詞のように赤、白、黄色の三色くらいしか知らなかったのですが、実にたくさんの種類が見事に開花していました。

チューリップと言えば私には赤のイメージですね。「黒いチューリップ」という古い小説があるそうですが、写真の左奥にある黒いチューリップは確かに毒々しい迫力がありました。

下の写真はJR勝田駅の東口ロータリーにあるRock in Japanを記念したモニュメントです。茨城県ひたちなか市は人口16万足らずの小さな街で大した売りもないのですが、春のネモフィラ、夏のRock in Japan、冬の勝田全国マラソンが市外の人に来ていただく貴重なイベントとなっております。是非おいでくださいませ、と元・市民として宣伝してみました。