2025年6月17日火曜日

誘って、かわして、アタマ、ボディー、ボディー、ボディー

CSフジテレビONEのバラエティー番組、ゲームセンターCXが大好きです。この番組は、よゐこの有野晋哉さんがゲームセンターCX工業の有野課長に扮して、毎回1本のレトロゲームを最初からエンディングを目指して挑戦する番組です(詳しくはこちらをご覧ください。)。
今回、ゲームセンターCXの放送回数が400回に達し、6月13日に400分の生放送が行われました。そこで挑戦されていたのがファミコンソフトのパンチアウトでした。このソフトは、主人公のボクサーがチャンピオン目指して、強敵と一人ずつ対戦していく格闘ゲームの先駆け的な作品です。有野課長はこれまで何度もその中に出てくる強敵、ソーダ・ポピンスキーに敗れてきましたが、先日のさいたまスーパーアリーナでの大観衆を前にした対戦で宿敵に遂に勝利しました。ところが、ソーダ・ポピンスキーはラスボスではなく、その後も対戦が続くことが判明しました。
今回の生放送では、ポピンスキー以降の敵(4人)に勝利して、エンディングを目指すことを目的に挑戦されました。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、すごい盛り上がって楽しかったです。番組では、有野課長が、とある強敵に苦戦するのですが、皆で編み出した攻略法、「(まず相手の頭めがけてパンチを撃つことで)誘って、(すかさず相手が打ってくるフックを)かわして、アタマ(にパンチを打って相手をのけぞらせて)、ボディー、ボディー、ボディー(と3連打する)」をADさん、OBさん、作家さんなどスタジオが一体になって大声で唱えながら有野さんを応援しているのを見ていると、まるで自分も一緒にいるような感覚になりました。
有野課長も52歳ということで最後はしんどそうでしたが、いつまでも頑張って欲しいです。

2025年6月14日土曜日

懐かしの機動警察パトレイバー

CSのディズニーチャンネルで懐かしのパトレイバーの映画一作目(機動警察パトレイバー The Movie, 1989年公開)がやっていたので、久しぶりに見てしまいました。公開された時は中学生でしたが、友達と2回見に行った思い出のアニメです。確か映画館で下敷きを記念に買いました。内容は、天才プログラマーが生み出したレイバーを暴走させるコンピュータウイルスによって、都心を壊滅させるほどの大規模な犯罪が企てられるのですが、それに主人公たち特車二課が立ち向かうという、壮大な物語です。今のようにコンピュータが広く普及する以前の1980年代に作られた作品ですが、今見ても全く色あせていないことに驚きを禁じ得ません。

物語は旧約聖書のバベルの塔の一節を絡めていて、あちこちに関連するワードが散りばめられています。特に、物語の核心となるプログラムを起動したときに下記の聖書の英語版のフレーズが画面に出てくるのですが、当時の中学生は格好良すぎて震えたものです。

”Go to, let us go down, and there confound their language, that they may not understand one another's speech.(いざ我ら降り、かしこにて彼らの言葉を乱し、互いに言葉を通ずることを得ざらしめん。)”


パトレイバーの映画は三部作と呼ばれていましたが、私はこの一作目が一番好きです。根が単純だからかもしれませんが。

東京大学への出張(2)

12日に続き、13日も東京大学で新しい実験を習っておりました。夕方までみっちりと御指導いただきました。実験終了後にちょびっとだけ東大のキャンパスとその周辺を散策しました。

東大農学部のある弥生キャンパスには忠犬ハチ公と飼い主だった東大教授の上野先生の銅像があります。忠犬ハチ公の像というと渋谷のイメージですが、飼い主と一緒の像およびハチ公の標本は東大農学部に置かれています。昔、東大農学部が駒場にあった時分に、上野先生が渋谷から駒場に通勤されていて、その出迎えにハチが毎日駅まで通っていたのだそうです。その後、不幸にして上野先生が学内で倒れて急逝してしまったのですが、ハチは先生が亡くなられた後も渋谷の駅まで迎えにいったそうです。ハチ公の名前の由来は、学生たちが先生の飼い犬を呼び捨てにするのに忍びず、敬称である「公」をつけてハチ公と呼んでいたからだそうです。

弥生キャンパスの外には、弥生式土器が発掘されたことを示す碑が建っています。何でも最初の弥生式土器は、この弥生二丁目で見つかったそうです。弥生二丁目で見つかった土器だから弥生式土器、弥生式土器が出てきた時代だから弥生時代、です。町の名前が時代の名前になっているって凄いことですね。

折角なので上野公園経由で宿に戻りました。都会は見どころ満載です。


2025年6月13日金曜日

ノートの値段に驚く

昨日に引き続き、東京大学で新しい実験を習っています。普段の実験やセミナーについては、下記のノートをメモ帳として使っています。(これ以外にデータを印刷したバインダーなども併せて使用しております。)今回は新しい実験なので色々メモした結果、持参したノートを使い切ってしまいました。そこで急遽東大の生協で新しいものを購入したのですが、値段が1冊290円もして驚きました。普段は研究室の秘書さんがまとめて購入して下さっていて、値段は気にせず使っておりましたが、如何に贅沢だったか実感しました。

そうは言っても研究活動のバロメーターのようなところがありますので、今後もドシドシ使っていこうと思います。


例によってチマチマした性格なので、これまでにノートを使い切るのに要した日数を記録してグラフにしています。現在のノートが42冊目で、1冊あたり平均47.5日で使い切っています。これを見ると、異動してきて最初の頃は如何に仕事をしていなかったかが一目瞭然です。お恥ずかしい。



東京大学へ出張しました

実験の装置を借りるために東京大学の本郷キャンパスへ出張しました。梅雨入り宣言直後だったので、雨が心配でしたが、幸運にも降らずに済みました。キャンパスは紫陽花がとても綺麗でした。

お昼休みの時間を利用して、本郷キャンパス内を散歩しました。歴史のある大学なので見所が満載でした。まずは安田講堂で、キャンパスの中心にそびえたっていました。

その安田講堂の斜め前には三四郎池があります。水が流れ込むところが小さな滝のようになっていて清涼感がありました。これが都心のど真ん中にあるというのは大変贅沢です。


三四郎池から旧中山道の方へ歩いていくと、東大の代名詞ともいうべき有名な赤門がありました。現在は閉まっているようです。

お昼休みの10分間くらいで散策したのですが、充分に観光した気分になれました。

2025年6月8日日曜日

「よくわかる坐禅入門」(藤原東演著、チクマ秀版社)を読み返す

最近、日々の職務が忙しくて落ち着いた生活が出来ておりません。心静かに落ち着いた時間が過ごせればと思い、昔買った「よくわかる坐禅入門」を読み返しております。この本は、今から二十年以上前、京大の学生だった頃に下宿の近くのお寺で買ったものです。そのお寺では毎週土曜日(だったかな?)に私のような素人向けに坐禅の指導をしてくれていました。ほんの数回しか行きませんでしたが、こういう世界もあるのかと見聞が拡がりました。

時々思い出しては、坐禅の初歩である、数息観(すそくかん、自分の息を数えること)を行っています。常時疲れているので大抵眠ってしまいますが、気持ちは落ち着く気がします。




平成の大横綱・白鵬の退職が悲しい(日々の雑感)

平成の大横綱・白鵬関(宮城野親方)が相撲協会を退職されるとのニュースを見ました。これまで不滅の大記録を数々打ち立てた名横綱が辞めてしまうなんて、とても悲しいです。白鵬関の現役時代は何度も国技館に足を運んでいましたが、とにかく強いの一言でした。優勝は歴代最多の45回、双葉山の69連勝に次ぐ、63連勝も記録しています。とにかく負けることが無く、年間86勝4敗の大記録を2回も打ち立てており、通算1000勝達成、入門から引退までの通算の勝率も9割を超えています。取り口は組んで良し、離れて良しのオールラウンダー。引退する前の場所を全勝優勝で飾った力士は後にも先にも白鵬関だけでしょう。そんな凄い人が組織に残れないなんて難しい世界だな~と思いました。思えば、横綱で引退後も協会に残っている人は少ないんですよね。今後についてはネットニュースで色々出ておりますが、かつてその強さに魅了された観衆の一人として、ご活躍を祈念せずにはいられません。

2025年6月1日日曜日

箕面の滝道をぶらぶら

休みの日には体を動かさないと、と思いまして自宅から1時間くらい歩いて阪急箕面駅まで行ってきました。久しぶりに行ってみると駅前のビルが一棟更地になっていて驚きました。

自宅からここまで歩いて、既に疲れていたのですが、折角なので有名な箕面の滝道を少しだけ散策しました。滝道の入り口には下記のような立派な標識が立っています。脇のベンチには箕面市のゆるキャラである滝ノ道ゆずるの石像が座っています。

少し行くと、萱野邸の方を示す歴史のありそうな道標が立っていました。滝道のついでにお寄り下さいといった感じでしょうか。(萱野邸については、こちらをご覧ください。)


今日は天気が良く、新緑の季節と相まって滝道は沢山の人達でにぎわっていました。思い付きできたのが勿体ない感じです。


滝道の脇の箕面川も穏やかで、沢蟹や小魚が見えました。川底に赤い石が目立つのは鉄分の影響でしょうか。サンショウウオが見えることもあるそうですが、見つけられませんでした。

箕面市と言えば、日本財団の笹川氏のおひざ元ですが、笹川良一氏が母を背負っている像が立っておりました。昔、東京のお台場に船の博物館という財団が経営する博物館があったのですが、確かそこで見た絵画と同じ構図でした。


入り口から900メートルの所に箕面公園昆虫館がありました。放蝶園なる、沢山の蝶を放った施設があるようです。既に汗だくだったので、今回はスルーしました。すいません。


そこから更に上がると立派なお寺(瀧安寺)が見えてきました。ここも今回はスルーで。すいません。


入口から1.5キロ地点に、野口英世の像がありました。しかし像は滝道から結構登らなければならず、人通りは途切れ、さらに「マムシに注意」の看板を見てひるんでしまいました。そこで下の看板の写真だけ撮って引き返しました。茨城のド田舎で育った経験から、マムシがいない訳ないですからね。ウォーキング用の軽装備で噛まれたら大変です。


ここから折り返して箕面駅まで戻り、更にてくてく歩いて自宅まで戻りました。今日のウォーキングは歩数にして2万3千歩。マラソンに向けた足づくりとしてはまずまずの距離でした。