2025年2月7日金曜日

名古屋大学医学部に出張

お仕事で名古屋大学の医学部に行ってきました。大阪から新幹線と在来線を乗り継いで2時間くらいでつきました。名古屋大学の医学部は鶴舞キャンパスという所にあり、付属病院と併設されています。JR中央本線の鶴舞駅が最寄り駅になります。これまでに何回か来させていただいたことがあるのですが、病院の巨大な建物に圧倒されます。

予定よりも少しだけ早く到着したので、建物の外周を1周りしました。すると名古屋大学医学部の前身にあたる、愛知県立医学校時代から使われていたという門扉が保存されていました。愛知医学校がここ鶴舞にあったのは1914年からだそうですので、100年くらいは経っていそうです。現在は、有形文化財だそうです。流石、歴史と伝統ある大学です。

さらに外周を巡ると、奈良坂源一郎博士の邸宅跡、という立て札と石碑がありました。奈良坂博士は、名古屋大学医学部の解剖学教授を何と40年もされていた方で、博物学でも多大なる貢献をされた方だそうです。
私のような生化学をやっているものにとって、酵素の反応速度論といえば、ミカエリスメンテンの式が真っ先に思い付くのですが、その式を考案した一人である、レオノール・ミカエリス博士も名古屋大学医学部の生化学の教授だったことがあるそうです。そもそも日本にいたことがあることすら知らなかったので、大変驚きました。

仕事でも色々勉強させていただきました。また機会があれば是非訪れたいです。