2024年10月21日月曜日

今年のプリンセス駅伝を観戦して

箱根駅伝の予選会の次の日は、第10回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(通称:プリンセス駅伝)をテレビ観戦しました。この駅伝は女子実業団の対抗戦で、11月に行われる全日本実業団女子駅伝(通称:クイーンズ駅伝)の予選会を兼ねて、全6区間、合計42.195kmで行われるレースです。このレースの上位16チームと昨年のクイーンズ駅伝の上位8チームが、今年のクイーンズ駅伝に参加できます。我が故郷からは日立がいつもエントリーしており、陰ながら応援しております。

この日も、昨日の箱根駅伝の予選会と同様に気温が高く、レース直前で気温20℃、湿度62%、風速7m/sと駅伝には過酷なコンディションでした。レースの序盤は順位が目まぐるしく変わる展開でしたが、インターナショナル区間でユニクロがトップに立つと、その順位を最後まで守り切りトップでゴールしました。2位は最終区間で樺沢和佳奈選手が驚異の追い上げを見せた三井住友海上でした。我らが日立は1区で20位と予選圏外からのスタートでしたが、徐々に追い上げて最終8位でフィニッシュし、クイーンズ駅伝への出場権を獲得しました。特に、5区の鈴木千晴選手と6区の花野桃子選手が、共に区間3位と素晴らしい走りを見せてくれて、次のクイーンズ駅伝も期待させてくれる内容でした。

昨日の箱根駅伝の予選会と同様にフラフラになってしまう選手も散見され、暑さはレースの天敵だと実感しました。来週の全日本大学女子駅伝はどうなるのでしょうか。


結果の抜粋(総合順位)

1位:ユニクロ 2時間19分16秒

2位:三井住友海上 2時間19分23秒

3位:エディオン 2時間19分52秒

4位:シスメックス 2時間19分54秒

5位:豊田自動織機 2時間20分16秒

6位:大塚製薬 2時間20分31秒

7位:しまむら 2時間20分37秒

8位:日立 2時間20分44秒

9位:肥後銀行 2時間21分08秒

10位:京セラ 2時間21分20秒

11位:東京メトロ 2時間21分57秒

12位:ニトリ 2時間22分00秒

13位:ルートインホテルズ 2時間22分02秒

14位:ベアーズ 2時間22分09秒

15位:スターツ 2時間22分17秒

16位:デンソー 2時間22分29秒

(ここまでがクイーンズ駅伝の出場権を獲得)

17位:ダイソー 2時間23分05秒


区間賞

1区 (7.0km) 伊澤菜々花(スターツ)  22分33秒

2区 (3.6km) 後藤夢(ユニクロ)    11分13秒

3区 (10.7km) 矢田みくに(エディオン) 34分15秒

4区 (3.8km) アグネス・ムカリ(京セラ)11分19秒(区間タイ記録)

5区 (10.4km) 棚池穂乃香(大塚製薬)  35分21秒

6区 (6.695km) 樺沢和佳奈(三井住友海上)21分29秒