何で石油類がメインの乙四類の試験で金属の炎色反応がよく出題されるのかよくわかりませんが、語呂合わせで覚えておけば楽勝です。
炎色反応の語呂合わせ
『リアカーなきK村、馬力で勝とうと努力する紅』
Li(リチウム) 赤、
Na(ナトリウム) 黄色、
K(カリウム) 紫、
Ba(バリウム) 緑、
Ca(カルシウム) 橙色、
Cu(銅) 緑、
Sr(ストロンチウム) 赤
高校の化学で教わった時は、単に「リアカーなきK村」だったのですが、
検索するともっと長いものがあるようなのでそれを掲載しました。
生命科学系の研究者である私は、一度も現物の炎の色を見たことないんですけどね。
もう一つ頻出問題であるイオン化傾向の語呂合わせもついでに掲載します。
こちらは高校の化学で覚えたものがそのまま現在も使われているようです。
イオン化傾向の語呂合わせ
『リッチに貸そうかな、まあ当てにすんなひどすぎる借金』
Li>K>Ca>Na>Mg>Al>Zn>Fe>Ni>Sn>Pb>(H)>Cu>Hg>Ag>Pt>Au
Li>K>Ca>Na>Mg>Al>Zn>Fe>Ni>Sn>Pb>(H)>Cu>Hg>Ag>Pt>Au
イオン化傾向の大きい金属の方がイオン化しやすい、要するに酸化されやすかったり、錆びやすかったり、溶けやすかったり、ということになります。
これは配管の腐食など、現実的な問題として出題されているようです。
例えば、鉄の配管の電気化学的な腐食を防ぐためにはどの異種金属と接続すればよいか、といった感じです。答えは鉄(Fe)よりもイオン化傾向の大きな金属、例えば亜鉛(Zn)やマグネシウム(Mg)になります。理由はイオン化傾向の大きい金属の方が鉄よりも先に酸化される(イオン化される)ことで鉄が錆びる(イオン化される)ことを防いでくれるからです。
これは配管の腐食など、現実的な問題として出題されているようです。
例えば、鉄の配管の電気化学的な腐食を防ぐためにはどの異種金属と接続すればよいか、といった感じです。答えは鉄(Fe)よりもイオン化傾向の大きな金属、例えば亜鉛(Zn)やマグネシウム(Mg)になります。理由はイオン化傾向の大きい金属の方が鉄よりも先に酸化される(イオン化される)ことで鉄が錆びる(イオン化される)ことを防いでくれるからです。