2018年7月26日木曜日

中山道(東京・本郷~巣鴨~板橋)を歩く

職場のある文京区本郷から住まいのある板橋区成増までは、大体距離にして18キロあります。仮に歩いて帰ろうとすると、中山道で第一の宿場町である板橋宿まで行き、そこから川越街道に入って道沿いに白子宿(埼玉県和光市白子)の手前まで行けばよいことになります。国道17号線を通って、東大農学部の前の本郷追分で左折し、白山、東洋大学の前を通過してしばらく行けばJR巣鴨駅に出ます。巣鴨駅の手前には明治時代になってから徳川慶喜が住んでいた屋敷の跡が石碑になっていました。たった四年間しか住んでいなかったそうですが、それで碑が建つとはさすが将軍様です。JR巣鴨駅を過ぎれば有名なとげぬき地蔵が見えてきます。夕方ともなるとさながら宴の後といった趣で、お店の片づけをしている人たちや家路を急ぐ人たちで溢れています。庚申塚を過ぎて都電荒川線の新庚申塚駅を跨げば、板橋宿までもう少しです。中山道の一里塚があったとされる場所は、現在では八百屋さんになっていますが、ここまでくればJR板橋駅が見えてきます。
何度も職場から家まで完歩することに挑戦しているのですが、いつもこの辺で心が折れてしまい東武東上線の下板橋駅から電車に乗ってしまいます。