2018年7月27日金曜日

初めてのCorrespondence Author

学位を取得して苦節14年。ようやく(割と)Majorな雑誌に第一著者(First Author)兼責任著者(Correspondence Author)として論文を出すことができました。幸運にも第一著者としての投稿論文は散々書いてきたのですが、責任著者として論文を書くのは初めてだったので、戸惑うことも多く経験豊富な周囲の人たちに助けてもらってようやくアクセプトまで漕ぎつけました。ひとえに共同研究者の方々に感謝・感謝です。

投稿からアクセプトまでのスケジュールとしては以下のようになりました。
4月17日 Nature Molecular & Structural Biologyに投稿
4月19日 Reject、姉妹紙であるNature Communicationsに転送
4月26日 Nat. CommunのEditorより査読者に回った旨をメールで知らされる
5月24日 Editor経由で三人の査読者のコメントが返ってきて、minor revisionとなる
6月27日 コメントに従って直した論文を再投稿
6月28日 Editorが再び査読者に回したことをメールで知らされる
7月17日 Editorよりアクセプトの連絡を受ける。また細かい書式変更の要求を受ける
7月24日 書式を変更したものを再投稿

最初の投稿に用意したもの
Cover letter (Word file)
Manuscript (Word file)
Figure (Powerpoint file)
Supplementary information (Word file including suppl. figures & tables)
Table (Word file)

査読者のコメントに従って直した論文の投稿に用意したもの
reviewer comment and rebuttal letter 査読者のコメントと反論の手紙
(point-by-point replyのこと)
Manuscript(Word file including figures & tables)
Supplementary information (Word file including suppl. figures & tables
Editorial policy checklist (PDF file)

書式変更後の投稿に用意したもの
Cover letter (Word file)
Manuscript (Word file including tables)
Figures (.eps file, 300dpi以上の解像度)
Supplementary information (PDF file, カバーページをつけること)
Manuscript check file (PDF file)
Reporting Summary (PDF file)

段階ごとに出すものがコロコロ変わって素人は大いに戸惑いました。勿論、やり取りは英語だし。
今後の自分のためにも色々なTipsをちゃんとまとめておかないといけません。