2018年7月31日火曜日

ITパスポート試験対策メモ

7月8日に試験を受けてから間があいてしまいましたが、ITパスポート試験の勉強で作成したメモを載せてみます。危険物乙四類の試験と違って、ほとんど時間がとれなかったのでメモも大したことないです。ストラテジ系のビジネス用語はとにかく横文字と略称が多くて難儀しました。仕事柄、薬品名とか化合物とか遺伝子の名前とかなら楽なんですが、ビジネス用語には馴染みもありませんし。現在は通勤時間にスマホで基本情報技術者(FE)試験の勉強中です。

メモに残した頻出ワード
TOC(制約条件の理論、Theory of Constraints)
ボトルネック(制約条件)を重点的かつ真っ先に取り組むことで全体最適を追求すること

マーケティングミックス
4P:売り手の視点(Product, Price, Place, Promotion)
4C:買い手の視点(Consumer, Customer cost, Communication, Convenience)

エンタープライズ・アーキテクチャ(Enterprise Architecture, EA)
記号をはじめとする組織体において、組織の目的を効率よく実現するために、組織構造や業務手順、情報システムなどを最適化する手法のこと

BPM (Business Process Management)
企業活動をプロセスの視点で捉え、それを継続的に改善していくこと

CRM (Customer Relationship Management)
顧客を起点とした情報システム

SCM (Supply Chain Management)
製品と情報と企業リソースを「連鎖(サプライチェーン)」ととらえて、これらのデータを一元管理して生産に役立てること

コンカレントエンジニアリング (Concurrent Engineering)
製品の企画、設計、生産などの各工程をできるだけ並行して進めることによって、全体の期間を短縮する方法

品質マネジメント JIS Q9001
環境マネジメント JIS Q14001
個人情報保護マネジメント JIS Q15001
情報セキュリティマネジメント JIS Q27001

ロングテール(The long tail)
主にネットなどの販売における現象で、売れ筋のメインの商品の売り上げより、あまり売れないニッチな商品群の売上合計の方が上回る現象のこと

エスクロー (Escrow)
取引において買い手と売り手の間にエスクローエージェントと呼ばれる第三者が介在し、代金と商品の安全な交換を保証するサービス

JANコード
日本で利用されている13桁のバーコードのこと
(国番号2桁、事業者識別コード7桁、商品コード3桁、チェックディジット1桁)

SEO (Search Engine Optimization)
検索エンジンの最適化

ASP (Application Service Provider)
ソフトウェアをインターネットなどを通じて利用者に遠隔から利用させる事業者のこと

ファンクションポイント法
ソフトウェアの機能規模を測定する手法の一つ。ソフトウェアの「機能」を基本にして、その処理内容の複雑さなどからファンクションポイントという点数をつけていき、ソフトウェアのすべての機能のポイントを合計して規模や工数を導きだすもの

バッファーオーバーフロー
許容量以上のデータを送りつけて誤作動を起こさせること

FTTH
Fiber To The Home、家庭用の光通信のこと

正規化
データの重複をなくし、整合的にデータを取り扱えるようにデータベースを設計すること

コード署名(code signing)
プログラムが第三者によって変更されたり、改ざんされたりしていないことを証明するもの

トランザクション処理(transaction processing)
データベースに対する処理の一貫性を保証するために、関連する一連の処理を一つの単位にまとめて処理すること

外部キー
外部キーは、他の表の主キーと一致する値を持つ表の列または列のグループ。表を結合するときに使う。一つの表に複数の外部キーを設定することができる。

2018年7月30日月曜日

川越街道・白子宿をぶらぶら(埼玉県和光市白子)

家の近所にある昔の宿場町、白子宿をぶらぶらしました。
白子宿は川越街道(江戸~川越)の宿場町の一つで、中心は和光市白子にあります。現在は東武東上線の成増と和光に挟まれて面影はありませんが、その歴史は古く武州白子熊野神社の立て札によると奈良時代に朝鮮半島からきた渡来人を入植させたことに端を発するそうで、白子(しらこ)は新羅(しらぎ)が変化したものだそうです。また白子川沿いに建てられた和光市の石碑によると、白子宿は1587年(天正15年)に後北条氏が宿場町として整備した、とあります。いずれにしても川越街道が整備されたのは江戸時代になってからで、江戸から川越に至る六つの宿場町(上板橋、下練馬、白子、膝折、大和田、大井)の一つとなりました。
白子宿の中心は、現在の旧道のちょうど県境にある郵便局のある当たりだそうです。『新編武蔵風土記稿』の孫引きによると、江戸時代にはここから東西一里、南北二十五町の範囲に人家百五十軒があったそうです。この付近一帯は当時から富澤家一族が治めていたそうで、郵便局の隣りの薬局も向かいの趣きのあるお屋敷も表札はそうなっております。また和光市白子、板橋区成増、練馬区旭町の辺りには「富澤」という苗字の古いお屋敷が目立ちます。

白子宿は切り立った崖の間を通りますが、崖の下では今も湧き水が出ています。立て札によると江戸時代には旅人の喉を潤した場所だそうです。現在は駐車場の後ろなのでちょっと飲む気にはなりませんが。

湧き水の傍には武州白子熊野神社があります。写真の右側は富士塚です。今日は暑いので遠慮しましたが、以前一度登頂させていただきました。スズメバチがいっぱいいて大変怖かったですが。

隣りの清龍寺不動院には滝行ができる場所があるそうで、なんと乃木将軍が日露戦争の前に打たれに来た、と説明にはありました。

白子川を渡って少し成増側へ行くと八坂神社があります。成増に住んで、もう7年経ちますが以前は見すぼらしい感じでしたが、この数年でお社がきれいになりました。寺社仏閣好きとしては嬉しい限りです。


白子川の周辺には縄文時代から人が住み着いて、川越街道を挟んで八坂神社の向かい側にある成増1丁目北児童遊園(下の左の写真)には成増1丁目遺跡があります。ここから縄文時代の住居跡が見つかったそうです。この場所は高層マンションと保育園に挟まれた小さな細長い公園で、こんな場所に遺跡があるなんで驚きです。


2018年7月29日日曜日

危険物乙四類の試験対策メモ(警報設備)

いよいよ乙四類のメモも手持ちがなくなってきました。
最後に警報設備について書いておきます。
指定数量の倍数が10以上の製造所等(移動タンク貯蔵所を除く)は、火災が発生した場合に自動的に作動する下に挙げる5種類の警報設備のうち1つ以上を設置しなければなりません。

警報設備(5種類)
自動火災報知設備
消防機関に報知できる電話
非常ベル装置
拡声装置
警鐘

これまでに見た正誤問題では、引っ掛けの選択肢として「内線電話」が含まれていたりします。


2018年7月28日土曜日

夜の都立光ヶ丘公園にて3(東京都練馬区)

台風が近づく中、仕事帰りにジョギングしてきました。私がいつも行く光ヶ丘公園の周回コース(3.1キロ)は大半が林の中を通っており、この日は風が強かったせいか周回コース上には千切れた葉っぱや虫、特に羽化前のセミが散乱していました。そんな中、ツノの立派なカブトムシをまた発見しました!近づいてスマホで写真を撮っていたら、木と勘違いしたのか私の足を登りはじめました。慌ててカブトムシを掴んで林に逃がしてやったのですが、約三十年ぶりにカブトムシを素手で触りなんだか懐かしい気分です。今日は他に2匹ほど見かけたので、虫を捕まえに来ていた子供たちはラッキーだったかもしれません。4キロほど走って、何回か懸垂して終了して帰りました。

2018年7月27日金曜日

初めてのCorrespondence Author

学位を取得して苦節14年。ようやく(割と)Majorな雑誌に第一著者(First Author)兼責任著者(Correspondence Author)として論文を出すことができました。幸運にも第一著者としての投稿論文は散々書いてきたのですが、責任著者として論文を書くのは初めてだったので、戸惑うことも多く経験豊富な周囲の人たちに助けてもらってようやくアクセプトまで漕ぎつけました。ひとえに共同研究者の方々に感謝・感謝です。

投稿からアクセプトまでのスケジュールとしては以下のようになりました。
4月17日 Nature Molecular & Structural Biologyに投稿
4月19日 Reject、姉妹紙であるNature Communicationsに転送
4月26日 Nat. CommunのEditorより査読者に回った旨をメールで知らされる
5月24日 Editor経由で三人の査読者のコメントが返ってきて、minor revisionとなる
6月27日 コメントに従って直した論文を再投稿
6月28日 Editorが再び査読者に回したことをメールで知らされる
7月17日 Editorよりアクセプトの連絡を受ける。また細かい書式変更の要求を受ける
7月24日 書式を変更したものを再投稿

最初の投稿に用意したもの
Cover letter (Word file)
Manuscript (Word file)
Figure (Powerpoint file)
Supplementary information (Word file including suppl. figures & tables)
Table (Word file)

査読者のコメントに従って直した論文の投稿に用意したもの
reviewer comment and rebuttal letter 査読者のコメントと反論の手紙
(point-by-point replyのこと)
Manuscript(Word file including figures & tables)
Supplementary information (Word file including suppl. figures & tables
Editorial policy checklist (PDF file)

書式変更後の投稿に用意したもの
Cover letter (Word file)
Manuscript (Word file including tables)
Figures (.eps file, 300dpi以上の解像度)
Supplementary information (PDF file, カバーページをつけること)
Manuscript check file (PDF file)
Reporting Summary (PDF file)

段階ごとに出すものがコロコロ変わって素人は大いに戸惑いました。勿論、やり取りは英語だし。
今後の自分のためにも色々なTipsをちゃんとまとめておかないといけません。

2018年7月26日木曜日

中山道(東京・本郷~巣鴨~板橋)を歩く

職場のある文京区本郷から住まいのある板橋区成増までは、大体距離にして18キロあります。仮に歩いて帰ろうとすると、中山道で第一の宿場町である板橋宿まで行き、そこから川越街道に入って道沿いに白子宿(埼玉県和光市白子)の手前まで行けばよいことになります。国道17号線を通って、東大農学部の前の本郷追分で左折し、白山、東洋大学の前を通過してしばらく行けばJR巣鴨駅に出ます。巣鴨駅の手前には明治時代になってから徳川慶喜が住んでいた屋敷の跡が石碑になっていました。たった四年間しか住んでいなかったそうですが、それで碑が建つとはさすが将軍様です。JR巣鴨駅を過ぎれば有名なとげぬき地蔵が見えてきます。夕方ともなるとさながら宴の後といった趣で、お店の片づけをしている人たちや家路を急ぐ人たちで溢れています。庚申塚を過ぎて都電荒川線の新庚申塚駅を跨げば、板橋宿までもう少しです。中山道の一里塚があったとされる場所は、現在では八百屋さんになっていますが、ここまでくればJR板橋駅が見えてきます。
何度も職場から家まで完歩することに挑戦しているのですが、いつもこの辺で心が折れてしまい東武東上線の下板橋駅から電車に乗ってしまいます。

2018年7月25日水曜日

危険物取扱者乙四類試験対策メモ(炎色反応・イオン化傾向の語呂合わせ)

何で石油類がメインの乙四類の試験で金属の炎色反応がよく出題されるのかよくわかりませんが、語呂合わせで覚えておけば楽勝です。

炎色反応の語呂合わせ
『リアカーなきK村、馬力で勝とうと努力する紅』

Li(リチウム) 赤、 
Na(ナトリウム) 黄色、
K(カリウム) 紫、
Ba(バリウム) 緑、
Ca(カルシウム) 橙色、
Cu(銅) 緑、 
Sr(ストロンチウム) 赤

高校の化学で教わった時は、単に「リアカーなきK村」だったのですが、
検索するともっと長いものがあるようなのでそれを掲載しました。
生命科学系の研究者である私は、一度も現物の炎の色を見たことないんですけどね。

もう一つ頻出問題であるイオン化傾向の語呂合わせもついでに掲載します。
こちらは高校の化学で覚えたものがそのまま現在も使われているようです。

イオン化傾向の語呂合わせ
『リッチに貸そうかな、まあ当てにすんなひどすぎる借金』

Li>K>Ca>Na>Mg>Al>Zn>Fe>Ni>Sn>Pb>(H)>Cu>Hg>Ag>Pt>Au

イオン化傾向の大きい金属の方がイオン化しやすい、要するに酸化されやすかったり、錆びやすかったり、溶けやすかったり、ということになります。
これは配管の腐食など、現実的な問題として出題されているようです。
例えば、鉄の配管の電気化学的な腐食を防ぐためにはどの異種金属と接続すればよいか、といった感じです。答えは鉄(Fe)よりもイオン化傾向の大きな金属、例えば亜鉛(Zn)やマグネシウム(Mg)になります。理由はイオン化傾向の大きい金属の方が鉄よりも先に酸化される(イオン化される)ことで鉄が錆びる(イオン化される)ことを防いでくれるからです。

2018年7月24日火曜日

休日ですが

せっかくの休日ですが、外は猛暑だし、今月(も)お金がないので家でゴロゴロしていました。あまりに暇なので押し入れから子供の頃に学校で使っていた習字道具を引っ張り出してきて、大好きなドリフターズの歌の一節を一筆したためてみました。相変わらず、小さい頃からちっとも字は上達しませんが、気にせず楽しく暇つぶし。

2018年7月23日月曜日

危険物乙四類の試験対策メモ(その8)

また思い出したように危険物乙四類の試験対策メモです。
今回は危険等級による分類です。
危険等級は第4類に限らず消防法が掲げるすべての危険物を3つに分類したものです。
第4類の各危険物は以下のように分類されます。

危険等級I: 特殊引火物
危険等級II: 第一石油類、アルコール類
危険等級III: 第二石油類、第三石油類、第四石油類、動植物油類

問題  危険物は、危険性の程度に応じて、危険等級、危険等級及び危険等級に区分されているが、次のうち、危険等級Ⅱに区分されているものはどれか。
1.ガソリン
2.灯油
3.軽油
4.重油
5.ギヤー油

解答: 1
危険等級IIに区分されているのは第一石油類とアルコール類。
選択肢を見ると、ガソリン(第一石油類)、灯油、軽油(共に第二石油類)、重油(第三石油類)、ギヤー油(第四石油類)なので、ガソリンのみ該当します。

2018年7月22日日曜日

東京都心の蛇(東京都文京区)

ちょっと前になりますが、お昼休みの散歩の最中に、文京区にある東京大学の赤門の脇にあったケヤキ?の木に蛇が住み着いているのを見つけました。見つけた当初は、一番上の写真のように木の上の枝にいたのですが、そのうちに木のうろに隠れてしまいました。蛇を見かけて数日後にその木が剪定業者の手入れが入ってしまい、それ以降全く見かけなくなってしまいました。どこかで無事だと良いのですが。ともかく都心に野生の蛇がいることに驚きました。


2018年7月21日土曜日

夜の都立光ヶ丘公園にて2(東京都練馬区)

昨晩も都立光ヶ丘公園をジョギングしました。
すると、またカブトムシを発見しました。今度はメスでした。
近くには沢山の親子が虫取りに来ていたので、この子は捕まらずに逃げ切れたでしょうか。
あと、羽化して間もないセミを見つけました。まだ全体が白っぽいですね。



2018年7月20日金曜日

夜の都立光ヶ丘公園にて(東京都練馬区)

週末や夜には、家の近所にある都立の光ヶ丘公園の1周3.1キロメートルの周回コースをジョギングをすることがあります。光ヶ丘公園は緑豊かな公園で、池があったり森があったりします。ですので、色々な生き物をみかけることがあります。先日はジョギングコースを歩いているザリガニを発見しました。どうやら湿度が高かったせいか近くの池から出てきて、草むらに向かって歩いていたようです。
別の日には周回コースでカブトムシを発見しました。写真だけ撮って、もう一周回ったのですが、次に通りかかった時にはカブトムシはいませんでした。近くには虫を取りに来ている親子が数組いらしたので、どうやら一周廻っている間に虫取りに来た人に捕まってしまったようです。都心で虫取りができるなんて良いですね。















2018年7月19日木曜日

燕の巣を発見(東京都文京区)

職場の近くのガレージに燕の巣を発見しました。ひなが小さくてメチャメチャかわいかった。
親鳥がそばで不安そうにしていたのでスマホの最大望遠で遠くから撮影。
あと、ちょっと前に都心のど真ん中の信号機の中に雀の巣を発見しました。
全然上手く撮れていないですね。信号機の隙間に逞しく巣を作ってました。


















2018年7月18日水曜日

危険物乙四類の試験対策メモ(その7、ガソリンの性状)

今回アップするのは、法令の試験対策ではなく「性質と消火」でよく出てくるガソリンの性状のまとめです。
ガソリンは乙四類の個別の品目の中では最頻出なのではないかと思います。

出題されるガソリンの性状のポイント
1) 水に不溶で、液比重は1以下である。(要するに水より軽く、水面に浮く)
2) 引火点が40℃以下であり、冬季の屋外でも引火の危険がある。
3) 引火はしやすいが、自然発火はしない
4) 発火点は300℃である。
5) ガソリンは種々の炭化水素(有機化合物)の混合物である。また、不純物として微量の有機硫黄化合物などが含まれることがある。
6) ガソリンの燃焼範囲は、1.47.6 vol%である
7) ガソリンが入っていた容器は,空缶であっても内部に蒸気が残っていることがあるが,蒸気濃度は燃焼範囲以上の場合があり危険である
8) 電気の不良導体であり、流動により静電気が発生しやすい
9) ガソリンは自動車ガソリン、航空ガソリン、工業ガソリンの3種類に分けられる。
10) 自動車ガソリンはオレンジ系色に着色されている。
11)工業ガソリンは無色であり洗浄、溶解、抽出など燃料以外の用途に用いられる。
12) 特有の臭気があり、蒸気を吸入すると、頭痛やめまいをおこすことがある。また、皮膚に触れると皮膚炎を起こすことがある。
13)揮発性が高く、蒸気比重は3~4で、空気より重い
14)1類と6類(例えば過酸化水素)の危険物に混触すると、発火の危険性がある。
15)  ゴム製品やプラスチック製品を膨潤させることがある。

水より軽い、蒸気は空気より重い、などは四類の多くに共通する性質ですので重要です。
例えば「重油は水より重い」などといった正誤問題がよく出るようです。答えは×です。
水より軽いのに重油、と覚えましょう。

2018年7月17日火曜日

危険物乙四類の試験対策メモ(その6、危険物保管監督者など)

今回は危険物保安監督者などの役職についてです。
幾つかの製造所等では危険物の保安管理のために危険物保安監督者などの役職を設けなければいけません。

危険物保安監督者
危険物保安監督者になるには資格が必要で、甲種又は乙種の危険物取扱者のうち、実務経験が6カ月以上あるものに限られています。丙種はなれません。
また選任・解任した場合には遅滞なく市町村長等に届出しなければなりません。

危険物保安監督者の選任
必ず選任する施設
製造所
屋外タンク貯蔵所
給油取扱所
移送取扱所

必要なし
移動タンク貯蔵所

そういえばガソリンスタンドにある白い掲示板には必ず保安監督者の名前が書かれていますね。
移動タンク貯蔵所、要するにタンクローリーには危険物保安監督者を選ぶ必要はありません。
過去問の中には、「法令上、移動タンク貯蔵所に備え付けておかなければならない書類として、
次のうち該当しないものはどれか?」という問題がありました。正解は『危険物保安監督者の選任・解任の届出書』だったのですが、そもそも選任する必要がないので一種の引っ掛け問題ですね。

危険物施設保安員
危険物施設保安員になるための資格はありません。また選任・解任の届出も必要ありません。
また、危険物施設保安員は定期点検を行うことができます。ここは頻出ポイントです。

危険物施設保安員を定めなければならない施設
指定数量の100倍以上の製造所
指定数量の100倍以上の一般取扱所

危険物保安統括管理者
これもなるための資格はありませんが、組織の責任者などがなるそうです。

危険物保安統括管理者を定めなければならない施設
指定数量の3,000倍以上の製造所
指定数量の3,000倍以上の一般取扱所
指定数量以上の移送取扱所


2018年7月16日月曜日

危険物乙四類の試験対策メモ(その5、定期点検と予防規程)

今回アップするのは、定期点検と予防規程です。
定期点検は製造所等が技術上の基準に適合するかを確認するために行う点検のことで、製造所等の所有者、管理者または占有者は定期点検を行い、その点検記録を作成して一定の期間(三年間)保存することが法令で定められています。
一方、予防規程は火災を予防するために定める自主保安基準のことです。自主、といっても定めなければならない施設は法令で指定されており、その上、予防規程を定めた時や変更した時には市町村長等の認可を受けなければなりません。おまけに定めなければならない事項もある程度決まっています。

定期点検も予防規程も頻出ポイントのようで、手を変え、品を変え色々な形で出題されています。
ここでは該当する施設の条件を挙げておきます。
この定期点検も予防規程も施設の条件が似ているので、まとめて覚えると楽です。

定期点検の必要な施設
製造所:      指定数量の10倍または地下タンクを有する
屋内貯蔵所:    指定数量の150倍
屋外タンク貯蔵所: 指定数量の200倍
屋外貯蔵所:    指定数量の100倍
給油取扱所:    地下タンクを有する
一般取扱所:    指定数量の10倍または地下タンクを有する
移動タンク貯蔵所: すべて

定期点検の対象外となる施設
簡易タンク貯蔵所、屋内タンク貯蔵所、販売取扱所

予防規程を定めなければならない施設
製造所:     指定数量の10倍または地下タンクを有する
屋内貯蔵所:   指定数量の150倍
屋外タンク貯蔵所:指定数量の200倍
屋外貯蔵所:   指定数量の100倍
給油取扱所:   すべて
一般取扱所:   指定数量の10倍または地下タンク

例えば、地下タンクのない給油取扱所の場合、定期点検は不必要ですが、予防規程は必要になります。あとは、「次の施設のうち定期点検が必要なものはどれか?」といった問題をよく見ました。

2018年7月15日日曜日

危険物乙四類の試験対策メモ(その4、保安距離と保有空地)

今回アップするのは、保安距離と保有空地です。
危険物を取り扱う施設は火災や爆発などのリスクが高いので、周囲の建物に被害を与えないように法律で色々と規制がかかっています。
保安距離と保有空地はそのような規制の一つで、該当する施設が限られています。
私は中々これが覚えられなくて、結局最後までうろ覚えでした。

保安距離について
保安距離とは製造所等の火災や爆発が保安対象物(以下に示す住宅や学校など)に影響を及ぼさないように、必要に応じて対象物との間に設けなければならない距離のことです。
この距離は施設の外壁から対象物の外壁までの距離を指します。

保安距離の一覧
高電圧設備:3メートル(使用電圧が7,000ボルト以上35,000ボルト以下),
高電圧設備:5メートル(35,000ボルトを超える電圧)
一般の住宅:10メートル
高圧ガス施設:20メートル
学校、病院、劇場など人の集まる施設:30メートル
重要文化財:50メートル

保安距離が必要な施設(こっちを覚える)
製造所
屋内貯蔵所
屋外貯蔵所
屋外タンク貯蔵所
一般取扱所

保安距離が不必要な施設
屋内タンク貯蔵所
地下タンク貯蔵所
移動タンク貯蔵所
簡易タンク貯蔵所
給油取扱所
販売取扱所
移送取扱所

過去問サイトなどでよく見かけたのは、給油取扱所が保安距離が必要かどうか(答えは不要)と、重要文化財までの保安距離(答えは50メートル)などでしょうか。

保有空地について
保安距離と似たようなものに保有空地があります。
保有空地とは製造所等の周りに指定数量に応じて設ける空地のこと。
指定数量の10倍以下なら3メートル、10倍を超えたら5メートルです。

保有空地が必要な施設
製造所
屋内貯蔵所
屋外貯蔵所
屋外タンク貯蔵所
一般取扱所
移送取扱所
簡易タンク貯蔵所(屋外に設ける場合に限り、1メートルの保有空地が必要)

保有空地が不必要な施設(こっちを覚える)
屋内タンク貯蔵所
地下タンク貯蔵所
移動タンク貯蔵所
給油取扱所
販売取扱所

身近なところで給油取扱所と販売取扱所(ペンキ屋さんとか)の保安距離・保有空地がどうなのかは押さえておくところだと思います。というか過去問でよく見ました。

紛らわしいポイントとして給油取扱所が設ける『給油空地』というのがあって、
こちらは給油を行うための間口10メートル、奥行き6メートルの敷地のことです。
私はガソリンスタンドの大きさがこのように法律で決まっていることを知らなかったので、ガソリンスタンドがだだっ広いのはこのためかと納得した覚えがあります。

2018年7月14日土曜日

危険物乙四類の試験対策メモ(その3、指定数量)


まだまだ危険物乙四類の試験対策メモが続きます。手元にいっぱい作って試験前の数日間は仕事も上の空で覚えていました。

今回アップするのは最頻出といってもいい指定数量です。
指定数量は危険物を貯蔵したり取り扱うときに政令で定められた基準量のことを指します。
危険物は種類ごとに指定数量が定められていて、指定数量を超える危険物は消防法で規制され、指定数量未満の危険物は市町村の火災予防条例で規制されます。

複数の危険物を貯蔵する場合、指定数量はそれぞれの指定数量で割って合計します。
例えば、『現在、○○を~リットル貯蔵している。次に示す選択肢のうち合計すると指定数量を超えるものはどれか?』といった問題や『危険物A, B, Cが保管されている。指定数量の合計はいくらか?』といった問題が出るようです。

第4類各類の名称・性質・指定数量一覧
特殊引火物:引火点マイナス20℃以下または沸点40℃以下・指定数量50リットル
主な危険物:二硫化炭素、ジエチルエーテル、アセトアルデヒド

第一石油類:引火点21℃未満。指定数量200リットル(非水溶性)、400リットル(水溶性)
主な危険物:ガソリン、ベンゼン(非水溶性)。アセトン、ピリジン(水溶性)

アルコール類:指定数量400リットル
主な危険物:メタノール、エタノール、イソプロパノール

第二石油類:引火点21℃以上70℃未満。指定数量1000リットル(非水溶性)、2000リットル(水溶性)
主な危険物:灯油、軽油(非水溶性)。酢酸(水溶性)

第三石油類:引火点70℃以上200℃未満。指定数量2000リットル(非水溶性)、4000リットル(水溶性)
主な危険物:重油、クレオソート油(非水溶性)。エチレングリコール、グリセロール(水溶性)

第四石油類:引火点200℃以上250℃未満。指定数量6000リットル
主な危険物:ギヤー油、シリンダー油

動植物油類:引火点250℃未満。指定数量10000リットル
主な危険物:ヤシ油、ナタネ油、アマニ油

注意点としては、アルコール類には引火点の決まりがなく、「1分子を構成する炭素の原子数が1から3個までの飽和一価アルコール、ただし含有量が60%未満の水溶液を除く」と定義されています。実際の引火点は10~20℃くらいです。

指定数量の計算方法に関する例題
問:次の文章の空欄AーCに語句を当てはめよ
「別表第一に掲げる品名又は指定数量を異にする2以上の危険物を同一の場所で貯蔵し、又は取り扱う場合において、当該貯蔵又は取扱いに係るそれぞれの危険物の( A )を当該危険物の( B )で除し、その( C )となるときは、当該場所は、指定数量以上の危険物を貯蔵し、又は取扱っているものとみなす。」

答:A 数量、 B 指定数量、 C 商の和が1以上

指定数量の計算問題の一例
問:    次の危険物を同一場所で貯蔵した場合,指定数量の倍数の合計はいくらか。
ジエチルエーテル  ……… 80
ガソリン…………………     280
アルコール類……………     400
灯油………………………1,000

答:5倍 (80/50 = 1.6, 280/200 = 1.4, 400/400 = 1.0, 1000/1000 = 1.0, 1.6+1.4+1.0+1.0 = 5)

2018年7月13日金曜日

危険物乙四類の試験対策メモ(その2、危険物の定義)

危険物乙四類の試験対策メモの続き

危険物の定義

危険物は、消防法別表の品名欄に掲げる物品で、同表に定める区分に応じ、同表の性質欄に掲げる性状を有するものをいう。その性質に応じて1類から6類に分類される。

第1類:酸化性固体
第2類:可燃性固体
第3類:自然発火性および禁水性物質
第4類:可燃性液体
第5類:自己反応性物質
第6類:酸化性液体

ポイントは、『危険な薬品』イコール『危険物』ではない、というところで
あくまで消防法が定める1類から6類までの性状を有するものと決められています。
また第3類と第5類のように「物質」とつくのは、固体と液体が含まれている、という意味です。
消防法の定める危険物は固体または液体で、気体は含まれていません。ここは正誤問題によく出される箇所な気がしました。
例えばプロパンガスとかは確かに危ないものですが、危険物ではありません。消防法ではなく高圧ガス取締法で規制されており、別の法律なんですね。この辺が縦割り行政な感じがしますが・・・

余談ですが、仕事柄さまざまな薬品・機器を使うのですが、
それぞれバラバラの法律やら国際条約やらによって色々な規制や縛りがあり、
それが何年かおきに少しずつマイナーチェンジしたりするので対応するのが大変です。

2018年7月12日木曜日

危険物乙四類の試験対策メモ(その1、許可の取消しと使用停止命令など)

先月受けた危険物取扱者・乙四類の試験対策で作ったメモが残っていたので
折角なので捨てる前にここに書き残しておきます。
危険物取扱者の試験は、合計35問で法令(15問)、物理・化学(10問)、性質と消火(10問)の3つの科目に分かれています。
私の仕事柄(生命科学系の研究者)、後ろの2つの科目は取っつき易いものの
法令は馴染みのない用語とかが多くて苦労しました。
どうしても覚えられないものを何枚かメモにして、寝る前とかに眺めていました。

「メモ1」
危険物を取り扱う製造所等では、市町村長等から許可の取消し又は使用停止の命令を受けることがありますが、以下に書いた該当事由は正確に覚えなければいけません。

許可の取り消し又は使用停止
無許可変更: 製造所等の設備を市町村長等の許可を受けることなく勝手に変更すること
完成検査前使用: 市町村長等から完成検査を受ける前に使用すること
基準適合命令違反: 市町村長等から設備について基準適合命令を受けたにも関わらず従わないこと
保安検査未実施: 保安検査が必要な施設で保安検査を行っていないこと
定期点検未実施: 定期点検が必要な施設で定期点検を行っていない、または記録を取っていないこと

使用停止
基準遵守命令違反: 市町村長等から基準遵守命令を受けたにもかかわらず従わないこと
危険物保安統括管理未選任: 危険物保安統括管理者を選任する必要のある施設で選任していないこと
危険物保安監督者未選任: 危険物保安監督者を選任する必要のある施設で選任していないこと
解任命令違反: 市町村長等から受けた解任命令に違反すること


このうち引っ掛け問題としては、定期点検を行ったものの記録を取っていない場合が当てはまるかどうか、というのがありました。たとえ点検をきちんと行っても記録を残していなければ違反になりますので、答えは当てはまる、となります。
許可の取消しがある方は、主に施設面での違反で、使用停止のみの方は、主に人的な違反です。

「メモ2」はこちらから

2018年7月11日水曜日

危険物取扱者乙四類とITパスポート試験にかかった経費を考える

先月受けた危険物取扱者乙四類と今月受けたITパスポート試験にかかった出費を考えてみました。

危険物取扱者乙四類
受験するまで
教科書「乙種第4類危険物取扱者合格テキスト&問題集」(坂井美穂著、高橋書店):1,300円
試験手数料:3,400円
写真撮影(4枚1組):800円
受験に際して
交通費(往復):929円
お免状の発行(郵送で申請)
免状送付用封筒に貼る切手代:392円
手数料:2,900円
簡易書留:450円

しめて、10,171円也。合計すると結構かかっていました。

ITパスポート試験
受験するまで
試験手数料:5,700円
受験に際して
交通費(往復):390円

しめて、6,090円也。手数料が痛いなあ~。

学問はお金のかからない娯楽だと思っていたのですが、資格試験は結構かかりますね。
でもどちらも過去問サイトが充実していて助かりました。

2018年7月10日火曜日

PubMedで論文を検索するときの便利な小技「フィールド指定」

PubMedは米国NIHが提供する医学、生命科学系の文献探索データベースで、
私のような生命科学の研究者は毎日のようにお世話になっています。















①に知りたいキーワードを入れて②のサーチをクリックするだけなのですが、
膨大な文献データの中から目的の文献を効率よく探すのは結構コツがいる気がします。
そんなときはキーワードのフィールドを指定して検索するのが便利です。
指定できるフィールドは沢山ありますが、私は以下のものをよく使います。

フルネームで検索: [fau]
例: (Taro Yamada[fau])
洋の東西を問わず、姓が同じ人は沢山います。著者のフルネームがわかっているときはこれが便利です。ただ2003年以前の文献には対応していない気がします。

第一著者名で検索: [1au]
例: (Yamada T[1au])
目的の論文の第一著者の名前だけうろ覚えだったときはよく使います。この場合はフルネームには対応していないようです。

タイトルに含まれる文字列を指定する: [ti]
例: (cancer [ti])
アブストラクトに含まれる文字列を指定する: [ab]
例: (cancer [ab])
タイトルまたはアブストラクトに含まれる文字列を指定する: [tiab]
例: (cancer [tiab])
ScienceとかStructureとかCancerとかは雑誌名にもなっているので単に検索すると結果が膨大になりがちです。そんなときに、どこにキーワードが含まれているかを指定すると便利です。

年代を指定する: [pdat]
例(2000年から2010年まで): (2000:2010[pdat])
例(2000年から2010年までに"crystal structure"というキーワードがタイトルに含まれる文献): (2000:2010[pdat]) AND (crystal structure[ti])
最近5年間で○○関連の文献が知りたい、とか、たしか10年くらい前に見たなあ~とか言うとき便利です。

論文が掲載された雑誌名を指定する: [ta]
例: (nature[ta])
例: (proc natl acad sci usa[ta])
研究者たるもの日々出版される雑誌をチェックするのが常ですが、
年を経るにつれて、だんだん混乱してきて雑誌名と断片的なキーワードしか覚えていなかったりします。そんなときによく使います。
あとは、雑誌会で論文を紹介しないといけないときなどに便利です。

これらをAND、ORで連結すると、かなり効率よく絞れます。
例えば2013年以降にNature, Cell, Scienceに掲載された結晶構造(crystal structureがタイトルかアブストラクトに含まれる)の論文を調べようとすると、

(2013:2018[pdat]) AND ((nature[ta]) OR (cell[ta]) OR (science[ta])) AND (crystal structure[tiab])

となります。

2018年7月9日月曜日

エクセルの小技で出勤簿の入力を楽にする

私は裁量労働制の職員なのですが、毎月の終わりにエクセルで書かれた在室時間一覧表を申告しなければなりません。
仕事柄、残業も出張も滅多にしないし、休日出勤もほとんどないので、
大抵平日のところに「8時間」と入力するだけの単純作業です。



大した作業でもないのですが、エクセルの関数を使って楽をすることを考えました。
作成作業としては、(1)曜日を入れる。(2)勤務時間を入れる、の2ステップです。

まず曜日のところは、DATE関数を使います。
=TEXT(DATE(2018,6,1), "aaa")

これで、月の初めから最後まで入れて曜日を表示します。

続いて勤務時間のところは、条件分岐を細かく指定します。
=IF(COUNTIF(B5,"*月*"),"8時間",IF(COUNTIF(B5,"*火*"),"8時間",IF(COUNTIF(B5,"*水*"),"8時間",IF(COUNTIF(B5,"*木*"),"8時間",IF(COUNTIF(B5,"*金*"),"8時間","")))))

これで、平日なら8時間、土日なら空白となりました。

月が替われば曜日のところを一括置換すれば、それに伴って勤務時間も自動で変わります。

あとは、休暇とか出張とか残業とかをチマチマと手で直して完成。
もっとエレガントなやり方があるような気がしますが、これで少しだけ楽になりました。

2018年7月8日日曜日

ITパスポート試験を受けてみて

本日、ITパスポート試験を受けてきた。
勉強は主に通勤中(地下鉄成増~本郷三丁目)の電車の中で過去問サイトのお世話になって、
試験の準備期間は大体3~4週間くらい。

仕事柄なじみのないマネジメント系の問題が最後まで手こずって
全然時間に余裕がなかった。もう少し準備しておけばよかった。

2018年7月7日土曜日

ITパスポート試験対策(ちょっとだけ)

ITパスポート試験があるので、付け焼き刃で勉強中。でも集中力が続かない・・・

<忘れそうな用語など>
不正アクセス禁止法:「アクセス管理者は、IDやパスワードの適切な管理に努めるとともに、常にアクセス制御機能の有効性を検証し、必要な場合はシステムを防御するための措置を講じるように努めるものとする」

ERP (Enterprise Resource Planning)
企業の経営資源を有効に活用し、統合的に管理すること

BPR (Business Process Re-engineering)
業務フロー、組織、システムを抜本的に見直し、再構築すること

マーチャンダイジング
消費者の欲求・要求に適する商品を、適切な数量、価格、タイミングで提供するための企業活動のこと

著作権
著作物に対する権利。作成された時点で発生。著作物には音楽、美術、プログラムなども入る

ユースケース
ユーザがシステムを使うときのシナリオに基づいてユーザとシステムのやり取りを記述すること